忘れないために

もうそろそろ終盤だと思うので、楽しかったことはブログに残しておこうかな。

今年一番楽しかったのは、甲子園に行ったこと。
いや、いちばんうれしかったことかも。

一緒に行ってもらえるなら、もうちょい早く誘えばよかったな。
でも、行けるなら誰でも行くんだろうなと思いました。私じゃなくてもさ。
試合のことあんまり覚えてないなぁ。うれしすぎて隣に居ていいのかな〜ってずっと思ってた。
あとあんまりくっつかないように、体を縮めてたから疲れた。気にしなくてもよかったんだろうけど。
帰り際、しつこくしなきゃよかった。現地解散でもよかったのにな。自分てほんとアホウだな。

あと、この前体調悪くて会社でダウンしてたときに、家まで送ってくれたこともうれしかった。
きっと上司に言われたから送ってくれたんだろうけど。それでもうれしかったなぁ。
不謹慎だけど、少し幸せな気分だった。


何度も、何度もあきらめようと思ったけど、もう少しで終わると思うと、好きでい続けてよかったなと思う。
あとは、どうやって終わらせたらいいんだろう。


初対面のときは、こんなに好きになるとは思ってなかった。すごくかっこいい人だなとは思ったけども。
でも、なんとなくの予感では『好きになりそうだなー』と思うところもあったり...、だからあんまり話さないようにしてた、いろんな話をして相手に興味を持つと好きになりそうな気がしたので、会社の中で好きになるのはもうやめようと思ってたし。彼くんは入社したと同時に転勤することも決まってたし。だから、自分の心に蓋をして『会社のイケメン後輩』くらいにしておこうと思ってたもんね。実際にあのころは試験の学校へバリバリ通っていたので、あんまり話すこともなかったんだよね。

傾いたきっかけは、私が野球のルールを知らない話を覚えてたこと。しかも、直接話したことじゃないのに。そのときのことは今でも覚えてる。あのときから意識しはじめたのかもなぁ。彼くんにしてみたら、野球は自分の関係するトピックで、かつ入社したてだったから、社内の人のパーソナルデータとして記憶してただけなんだろうけど。

転勤する前の日(正しくは、転勤前の休暇に入る前の日)、勇気を出してメールアドレスを聞いたんだっけ。あれは緊張した。2〜3日前から『いつ聞こう、いつ聞こう』ってずーっと様子を伺っていたので。同僚の台湾出張用データを作ってて、同僚と三人で徹夜して、朝まで出力したりしてた。あたりさわりのない会話をしながらどーしようかと思ってたものな。隣では同僚が寝てたし、聞かれたらなんとなく恥ずかしいし。

そんなこんなで聞けたのが同僚を見送って、片付けして帰るときのマンションの玄関ロビーでした。
すごく勇気を出して『メールアドレス教えてください』って言った。すごく緊張してたからきっと変な顔してたと思う。ただでさえ化粧直ししてない徹夜明けの顔だからね。テカテカだったと思うよ。

でも、嫌がらずに教えてくれた。すごくうれしかった。それでメールが初期設定のままの人をはじめて知った。いるんだって思った。

そのまま、転勤しちゃって、これでもう会うことないから、あんまり好きにならずにいられるかもな。って思った。

でも、何かにつけて出張だったりして、1ヶ月に1回は会えてた。って言っても会社で会うだけだけど。

メールアドレスをゲットしたので、ハワイに行ったときもメールしてたなぁ。今にして思うと変な人だよね。今もそうだけど。

初めてデートしたのは、松江城だったなぁ。今にして思うとなんつー渋さ。ハワイ土産をあげるっていう口実で、一緒にランチしようって誘った。集合時間を『10時でもいいですよ。早くてもいいですよ。』って言ったのが意外だった。用事があったから遅くしてもらったけど。実家の近所で待ち合わせして(奴は遅刻して来たが)、車に初めて乗せてもらった。なんかドキドキした。でも、ルームミラーのところにプーさんが付けてあって、『彼女いるんだなぁ』と思って、少し悲しくなった。城山を歩いて武家屋敷を通って、堀を一周した。そのあと、アジアンチャンプルーでお昼を食べた。店に人が居なくてなんか静かだったことを覚えてる。彼くんがタンクトップと着てたことを覚えてる。(もちろん上にはジャケットを着てた)いつもシャツ姿しか見てないから、なんか新鮮だった。てかほくろが見えてセクシーだなと思ったことをよく覚えてる。いちいち覚えてることが我ながらエロい。中学生か!
そのあと、45RPMや川端屋に行ったり、市内をドライブしたり、服部珈琲でお茶したり。川端屋に行ったとき、川べりでタバコを吸ってたことが印象的。これも今でも覚えてる。上から手を振ったので。それから、家まで送ってもらった。正確には家の近所で待ち合わせした場所まで。特に盛り上がりのないデートだった。でも、一緒にいられたことがほんわりとうれしかった。

男の人と一緒にどこかへ行くってことが、ほんとにないので、ちょっと緊張した。だからずーっとしゃべってた。

こうやって書くと、私って結構がんばってるな。いや、がんばりすぎか。

12月に帰省したときは、クリスマスプレゼントをあげた。すごく早めだったけど。本城直季のスモールプラネットをあげた。理由は自分がおもしろそうだと思ったから。すげー自己中。コスモで待ち合わせをして、PRONTでお茶をした。時間が遅かったので、12時くらいにお別れした。コスモからPRONTまで、車に乗せてもらった。前に乗ったときにつっこんだ車載アクセサリーがなくなっていたので、なんかおもしろかった。PRONTで『そろそろ帰ろうか』って言ったときに『...え、もう』って言われたことに、きゅう〜んとした。ちょっとカンチガイしてしまいそうな言葉。それはそれで幸せでした。コスモに送ってもらったあとは、速攻で帰られたときにはがっかりしたけど。

夜中に遊びに行きたくなって、無理やりお宅訪問もしたっけなぁ。あれはしちゃいけないことだった。しかし、会えない理由が『ライアーゲームが見たいから』って理由はないだろうよ!と思った。素直でよろしいとも思ったけど。夜中にきららビーチに行った。特に何もなくて帰った。気持ちが暴走してるなと思った。

いつだったか忘れたけど、京阪五条の駅まで傘をシェアした。送るって逆だろって思ったけど、そのときに彼女がいるかどうか聞いた。すごく勇気を出した。メールアドレスを聞くくらいドキドキした。結果は『いない』ってことだった。なぜかうれしかった。いないからって自分の彼氏になるわけでもないのに、むしろいてくれたらよかったなぁと思う。そうしたら、こんなにこじれる前に忘れられたんじゃないのかなと思うから。