もしかして...

土曜日、京都に戻ってました(今は島根)。
ちょっと仕事の用事があって伏見まで行ったのですが、そこでおかしな出会い(?)が...

伏見稲荷の境内を抜けてちょいと一仕事しようと思って、わしわし境内を突き抜けてこー!っと思って東丸神社横の道へ向かって歩いていたら、後ろから『そっちって何かあるんですか?』と呼びかけられたので、振り向くと男の人が一人。

観光客をむげにするのもアレなので、一応丁寧に『特に何もないですよ』(ほんとに何もない。住宅地と墓地くらい)と答えると、『いや〜なんかの墓って書いてあるんだけど...』と言われたので、ほんと親切心なのかよくわからないけど、とってかえして石碑を見つつ、顔をあげたら、目が合ってしばらくして、その男の人に『君、かわいいね』と言われた。

初対面の人に『かわいい』って...???と困惑していると、『握手してもいい?』と言われて、困惑しながらも握手をした。

続けて、『おいくつですか?僕は26です』と言われたので、正直に『32です』と(正しくは31だけど)、きっとひくだろーと思って言ったら、より相手を加速させたみたいで、『えっほんとにかわいいな〜』と何回か言われた。

ここからはパニックになりつつなので記憶のほうがあいまいなのだけど、とにかくご一緒したい彼を振り切ろうと『仕事なんで』と連呼して、逃亡をはかったのですが、『ついていってもいいですか?』と言われてしまい、何回も断ったのにもかかわらずついてくるので、仕方なくご一緒したのです。

ほんとに何にもないところなので、かえって自分の身の危険度が高まるので、なんとか穏便に帰ってもらいたいそれだけを考えながら横にいたのですが、曲がり角に当たるごとに、『握手してもいいですか』と言われ、仕方なく握手。でも、なんだか男性は余裕で(ここがよくわからない)『緊張してるね?』と言ったりしてた。な、なんでそんなに落ち着いてんだYO!

そのうち、多分言われるだろうなと思っていた、『携帯って教えてもらえませんか』と言われ『それは困ります』とか、必死に困るんですアピールをしたのですが、なぜかまったく応えず、むしろ『なんで教えられないのかな』という雰囲気さえ...(困惑)

で、また握手をせがまれたのですがなぜか『マッサージってできる?』と聞かれ、とにかく逆切れされたりしたらこまるので、『えっ、こうですか?』と親指と人差し指の付け根を親指でぎゅーと押したら『あぁ、気持ちいいなぁ。ずっとしてもらいたい』といわれる始末(逆効果)。あわてて手を離したのですが、『もう、会えないのかな?都内に来ることとかないですか?』と追い打ちをかけるように、猛攻撃。『ないです。ないです』と必死に抵抗。

途中、観光用案内板(超・手書き)があったので、お願いしますからこれを見て興味をひかれてどこぞへなりと行っとくれと思い、張り切って説明。でも、興味はないらしく『4日滞在の予定で来たんだ。今晩は予定あるの?』と言われたり『京都に滞在してる間に会いたい』と言われる。なんだこの空振り具合。

実際に予定があったのでお断り。後日も出張なので無理。と伝えると、なんで〜?と言わんばかりの表情。こっちがなんで〜って気分だわよ。

最後に『ここからもう仕事なんで』と伝えると、再び握手攻撃。最後だわと思って握手をすると『ほんとにかわいい。もう会えないなんていやだ』という様なことを言われ、こ、これはなんでもいいから適当に連絡先を教えるべきかもと思った(覚悟)

極め付けに『キスしたい』とまで言われた。初対面であってから10分もたってないんですよ。で、ときおり手が手首のほうへすーっと伸びてきたり。

『こ、困ります』と言ったら、あきらめたみたいで帰って行きました。『すすめられたから、東福寺に行ってくるね』と去り際に言ってましたが。

今までになく、怖かった。身の危険を感じましたわ。草むらとか近かったので。

でも、不思議と握手をしていやな感じはしなかった。それが不思議。


で、今回のことでわかったのは『私ってドMなのね』ということ。

あと、なんとなくまた会いそうな気がするってこと。